つばさブログ

音楽を聴いて思ったこと、本を読んで思ったこと

今作がBiSHの転換期か?

アーティストにとってメンバーの卒業や加入は、大きな転換期になることがある。

BiSHは、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・D からなる楽器を持たないパンクバンドだ。
BiSHの初ミニアルバム『GiANT KiLLERS』を聴くと、BiSHもメンバーの卒業、加入によって変化が起ころうとしているのではないかと感じる。

昨年初期メンバーであったハグ・ミィが卒業し、その後アユニ・Dが加入した。
ハグ・ミィは、年長者ということもあり大人の色気を前面に出し歌唱にもMCにもエロさがあった。
それに対しアユニ・Dは、面持ちも歌声も所謂アイドルのかわいさを含んでいる。

今作のiNTRODUCiNG BiSH盤は、アユニ・D加入以前にリリースされた楽曲(プロミザスターを除く)をアユニ・Dのボーカルを入れ再録した。ハグ・ミィ在籍時と今作を比べると同じ曲なのに全く違う曲のように聴こえる。ハグ・ミィ在籍時は、地に足が着いた落ち着きの中の強さとエロさと物悲しさがうつり、パンクとして昇華されている。アユニ・D版では、アユニ・Dの声が高いこともあり、地から足が離れ、か弱さを感じアイドルとして応援したいという気持ちにさせられる。

本編のGiANT KiLLERSでもアイドル性が高まったと感じられる。前半の3曲は、今までのBiSHを踏襲したパンクな曲が並ぶ。だが後半の2曲はパンク要素は薄く明るいアップテンポでキュートなポップソングとなっている。

今作では、パンクの要素もありつつもアイドルソングとしてのポップさも出てきた。
もしかしたら、今作がBiSHにとってパンクからポップへの転換期なのかもしれない。
次回作以降どのように変化して行くのかが楽しみである。

 

MV「GiANT KiLLERS」
https://youtu.be/_v0wjd45DQI

公式HP
http://www.bish.tokyo/


mini Album「GiANT KiLLERS」iNTRODUCiNG BiSH盤

01. GiANT KiLLERS
02. Marionette
03. Nothing.
04. 社会のルール
05. VOMiT SONG

iNTRODUCiNG BiSH
01. スパーク
02. BiSH-星が瞬く夜に-
03. MONSTERS
04. サラバかな
05. ぴらぴろ
06. OTNK
07. beautifulさ
08. ALL YOU NEED IS LOVE
09. DEADMAN
10. オーケストラ
11. 本当本気
12. プロミスザスター

クリープハイプはやっぱり好き!

半年ぶりのクリープハイプ

 

本編の前にはギターとドラムが出てきて、
卒業シーズンだからと「さくら」と2人のために尾崎世界観が書いたという おめでたいを連呼する曲 を行い、明日卒業式のぼくはそれだけでジーンと。

FC限定ライブだけあってセトリがバラード中心でクリープの良いところ満載。

特に初期の名曲「ねがえり」、現体制での初アルバムの最後の曲「風に吹かれて」、しまいには「ex ダーリン」とレアな泣かせる曲のオンパレードで自然と涙が。
「ex ダーリン」は、アンコール含めてラストから5曲目だったけど、「ex ダーリン」以降の曲が朦朧としてて曖昧です。笑


Tシャツは、今回のツアー限定での復刻ワンサイズ限定のもの。
5年前の大学受験の頃、クリープハイプの良さなんて何もわからずに何と無く良いから、歌詞の意味なんて分からないし、曲によっては歌詞は分からないけどメロディーラインが好きだから聴いてた時期のツアーTシャツだから感慨深いです。
5年経って色んな人に出逢って、クリープハイプの歌詞の意味を間接的に教えてもらって、今は歌詞の意味を噛み締めながら曲を理解できてる事を嬉しく思います。


これからもクリープハイプを追っていきます!!

文章を書く原動力

4回目の3月9日。
「流れる季節の真ん中で ふと日の長さを感じます」
本当に日が延びましたね。6時過ぎまで明るくて、大学の裏にある滝を見に散歩して思いました。

四年前の今日に初めてライブと言うものに行きました。下北沢MOSAICというライブハウス。小田急線がまだ地上だった頃に。

その日は、6jomaプロジェクトのイベント。
その日出てた6バンドが
butter butter
shepherd
COLD KITCHEN
urema
root13.
それでも世界が続くなら

butter butterとshepherdは解散、COLD KITCHENは活動休止中、とバンドの状況も変わった。そりゃあ四年も経てば。

 


本題なのですが、この6jomaプロジェクトが無かったらぼくは音楽で文章を書きたいと思わなかったと思います。

6jomaプロジェクトは、独りの人に寄り添う音楽をプロデューサーの本間さんが探しコンピレーションCDを配り、ライブイベント行うというもの。
このプロジェクトには音楽を広めたいというものもあるだろうが、それ以上に同じような音楽による人との繋がりを作り、それぞれの想いを意見交換するという側面が強いライブイベントだと感じる。

 

このプロジェクトの存在を知ったのは高校3年生の頃だったが、ぼく自身、そんな独りを感じることは無かったけど音楽を聴く子は高校には居なかったから、音楽について人と話すことなんてなかった。
大学に入ってもまあ音楽好きが居るわけもなくロッキンオンジャパンを読んで、文章と対話をしてました。「あなたはそう言う感想を持ったのかー、ぼくはそうは思わないなー。」と言う感じで。

徐々にツイッターを通じて数人の知り合いができ、共通して好きなものに対して自分の好きなところを言ったり、今オススメのバンドを教えあったりとした。
だけど、6jomaプロジェクト周辺の音楽を聴いてる人は独りものが多く感じた。
だから、ぼくみたいに文章を読んで文章と対話をする人が居ても良いのでは?と思い文章を書きたいと思うようになり書き始めました。(幸いにも6joma周辺の人は活字に抵抗がなかった)
文章を書いて読んでくれた人が共感してくれたら凄い嬉しいけど、反対の意見でもぼくの文章と対話してくれた良いなーって思って今でも書いてます。(先日共感してくれた方からリプを頂いて嬉しかった!)


音楽は、やっぱりサブカルチャーだから身近に同じような趣味を持つ人はなかなか居ないけど、
1つの作品を聴いてもっと本や映画のように
あーじゃこーじゃ言えたら面白いなって思います。

夏休みを待っていました!

「夏休み、早く来てよー!」。今年は花火にキャンプにバーベキュー!!もうしたい事が沢山あって頭にポンポンと浮かんでくる。そんな夏休みがグループ名の佐伯香織(ex さよなら、また今度ね)、MC武蔵野銀行(either)、DJ ®️unning Man(グッバイフジヤマ)による愉快で優しいスリーピースヒップホップユニットSummer vacations。

 

一曲目の「なにしようかな」では、あれだけ待ちに待った夏休みがやっとやって来た!だけど、あんなに待ち侘びていたのにやりたい事もいっぱいあったのに、外が暑過ぎてなにもしたくない。でも、本当は遊びに行く友達がいないことに気がつく。何もできずに家の中でクーラーにずっと当たっていればいいかとスローテンポの中で気怠そうに歌い夏のジメッとした重たい空気を作り出す。


二曲目の「センチメンタルお寿司」では、夜中にお店が閉店してるけどお寿司を食べたいなーと思う女の子が主人公。しかし、お寿司を食べたいなと考えて行くうちに本当は好きな貴方と食べたいなという事に気がつく。そんなのどちらも出来やしない、ないものねだり。あー、でも眠むれないなと熱帯夜の悶々とした感情を表す。


三曲目の「真夏のyeah!!」では、一曲目の引き篭もり、二曲目のセンチメンタルな気持ちを吹っ飛ばせるのも夏休みだけじゃないか!と吹っ切れてアップテンポでダンサンブルなメロディーに引き篭もってたって、メソメソしてたって何も始まらないぜ!!外に出ようぜ!!!と彼らなりのハイテンションキラーチューンだ。

 

一曲目では何も出来ない不甲斐なさ、二曲目では好きな人と逢えない寂しい熱帯夜、三曲目ではうまくいかない事だらけでつまらないけれども家の外に出れば全部を忘れさせてくれるサンサンとした太陽と、三曲を通して夏休みの醍醐味を体感することができる夏休みが待ち遠しい一枚になっている。

 

Summer vacations 公式Twitter
https://mobile.twitter.com/summerv_jp

なにしようかなMV
https://youtu.be/b-85kB1zw-k


『1stDEMO』
1. なにしようかな
2. センチメンタルお寿司
3. 真夏のyeah!!

デート気分!!

クリープハイプの新譜を聴く前は、デートの前の日のような不安と楽しさが入り混じった気持ちでドキドキする。
それはちょっとした遠距離恋愛。前作から半年。好きだったクリープハイプは、変わっていないよね?でも半年も経てば少しは変わってたっておかしくないか?でも、好きだったクリープハイプがそこにいて欲しいし、まだ好きでいて欲しいな。そんな気持ちでクリープハイプ作品集『もうすぐ着くから待っててね』を聴き始めた。


今までクリープハイプは、恋人たちの別れた後、恋人たちの別れる直前を描いてきた。
だが今作では、恋人に逢いたくて逢いたくてでも逢えなくて、楽しかった事を次に逢える事を想像しながら、退屈な日々を乗り越えなくちゃ!という、自らを鼓舞する姿を描く。
もちろん尾崎世界観の曲だから、ただ単に甘酸っぱいだけでなく、デートの時にいつも遅刻してきて「もうすぐ着くから待っててね」と、作品集のタイトルのように謝るズボラな恋人への葛藤も映し出す。それがまた現実味が増し、自らに重ねてしまう。

 

 

聴き終わって、半年前よりもクリープハイプを好きになっていた。もちろん変化もあったけど、ポジティブな新しい一面が見えて、より好きになった。
時間が経てば嫌なところばかり見えてきて嫌いになるかもしれないけど、それでも今は楽しかったデートの帰り道のように多幸感に包まれています。

 


MV 「ただ」
https://youtu.be/P0cOxHxuX04


HP
http://sp.creephyp.com/


作品集『もうすぐ着くから待っててね』
1. ただ
2. 陽
3. は?
4. 校庭の隅に二人、風が吹いて今なら言えるかな
5. 陽 クリープハイプ×谷口鮪 (KANA-BOON)

「死」を体現した映画 『わたしたちに許された特別な時間の終わり』

2014年に公開されたドキュメンタリー映画「わたしたちに許された特別な時間の終わり」が2週間限定で無料公開されている。
https://youtu.be/CzfUFna3AAI

 

電車が人身事故で止まった、遅延した。毎日のよう起きている。だけど遠くの話だと思っていた。しかし、身近な話だ。
現に、腕に傷があったり自殺未遂をしたことごあったりする友人がいる。
もしかしたら、驚く人もいるかも知れないがあなたの隣に普通にいる。
ぼくは彼らのことは親愛なる友人だと思っているし、友人だからこそそんなことはどうでもいい。
彼らにとっての傷や経験は、ぼくの肩凝りや古傷の様なものだと思っているから。

 


この映画は、ぼくの好きなイベント「6jomaコンピレーション」の主催の本間さんが関わってるってことで観た映画です。
東中野の単館のどこか陰虚な雰囲気の場所で、昔デパートの最上階にあった映画館の様な。


この映画は、夢半ばにして自殺したバンドマンのドキュメンタリー。
最初は、単なるドキュメンタリーのはずで撮っていたが主人公増田壮太が途中で自殺してしまい完成させるのかどうかの葛藤があったものの、
増田からの最期の言葉「映画を完成させてね。できればハッピーエンドで」が忘れられず作品にすることを監督は決意した。


主人公が亡くなるまでは、ドキュメンタリーということで撮られていたため主人公がコンテストで優勝するも環境に恵まれない中で歌い続ける姿が流れる。
しかし、だんだんと精神的に追い込まれていき、ある日鬱病と診断される。そして、自暴自棄になっていく様子や周りの人の何も出来ないが何かしてあげたいという気持ちが、文字通りリアルに映し出される。


そして、最期に彼は死を選ぶ。


彼が自殺したから、この映画が良い訳ではない。
日々生活をして入ればどこからか、「死にたい」という言葉が聞こえてくる。
もちろん、本心ではないだろう。
だけど、「死にたい」と言葉があまりにも軽すぎる。
それは、「死」というものの感覚が無いからだろう。
この映画では自殺というものが、「死」というものが、ほんの数センチ隣にあるということを。
そして、「死」の正体を体現しているから良いのだ。(ラストシーンでは「生」についても)

 


「死」は、生きてればいずれやってくる。だが、それを自分で選ぶか自然に任せるかは、自己選択することもできる。
しかし、残されたものの気持ちは「自分で選んだ時」には考えていないだろう。正確には考えられない。
だからこそ、
思い詰めてる人は周りが見えるうちに信頼できる人に助けを求め、
思い詰めてる人が周りにいるならその人が前を向ける様に支援することができたら。

 

自殺を完全否定は出来ないが、逆説的に生きる意味を教えてくれる映画だ。そして、遠くの世界の話では無く身近なの話だということを。
少し、目を伏せたいシーンもあるだろうがこの機会に観て欲しい。

 

 

 

映画HP

http://watayuru.com/

冒険に出たくなるバンド『Easycome』

雲一つない青空が一面を覆う日は、全てを投げ出して冒険に出たくなる。
ある日、ぼくは学校を抜け出した。
学校裏の住宅街を抜けると、ジブリに出て来そうな摩訶不思議なトンネル。タクシーがそのトンネルから出て来たから、道は繋がっているはずだ。恐る恐る通り抜けるとさっきまでの住宅街を忘れさせる一面に広がる畑。畑の中に奇妙に立つ小さな矢印の看板。どうやら遺跡があるようだ。遺跡に行くと今度は滝があると示す看板があった。学校のすぐ後ろにこんな自然が広がっていたとは。

 

知らない土地をスマホを見ず、今どこにいるのかもわからない中を進みたい方向に歩みを進める、ちょっとした冒険は、いつだって童心に戻してくれる。
そんな、幼い頃のノスタルジックな気持ちにさせてくれるのが、大阪に中心に活動しているフォーピースバンドEasycomeの初音源『風の便りをおしえて』だ。歩みと同じくらいのテンポの曲、あったかい音色、どこか切ないボーカルが合わさり皆の心にある懐かしい音楽になる。
彼らの音楽を一度聴き始めれば、忙しなく過ごす日々を忘れ、何処に行くことも楽しかった子どもの頃のドキドキがやってくる。


生活圏は、慣れてしまえば日常になってしまう。しかし、一本隣の道を行けば今まで知らなかった定食屋やお店があり新たな発見がある。
少し仕事や勉強に行き詰まったら、Easycomeと一緒に冒険に出かけよう!

 

 

MV 風の便りをおしえて

https://youtu.be/orw4pv-kyGU

 

Easycome  HP

https://youtu.be/orw4pv-kyGU

 

 

1st ミニアルバム 「風の便りをおしえて」

1.知らない街
2.風の便りをおしえて
3.sinking sun
4.pale
5.いつものように