つばさブログ

音楽を聴いて思ったこと、本を読んで思ったこと

過去は幻、別れは運命。

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My Hair is Bad 『運命/幻』

 

喧嘩をしたわけでも、どちらかに非があるわけでもないのに好きな人との別れを迎えてしまうことがある。

 

 

『時代をあつめて』以降、椎木は男性の目線と女性目線を恣意的に分けて曲を作るようになった。

『運命 / 幻』も同様に、カップルの別れの場面を

「運命」では、男性目線で激しく客観的に別れを描き、

「幻」では、女性目線でしっとりと主観的に別れを描いた。

 

男性目線では、初めて彼女と会った日と別れを悟る今日を比べる。

歌詞はすべて過去形で書かれ、目の前のことを淡々と映画如く客観的に描写していく。

悟っていしまった恋人との別れを逃避するために、

自分の考えを働かせないようにあくまでも他人事のように。

でもふと彼女が指輪をつけていることに気がつくも怖くて聞けずに終わらせてしまう。

 

 

女性目線では、彼氏と歩んできた今までと彼氏の気持ちを知りたかった今日を比べる。

歌詞は彼氏に語りかけながらも自分に言い聞かせるように主観的に、別れたくないと言う気持ち描写する。

〈怒ってよ 振り向いてよ 嘘つかないで傷つけてよ〉と以前みたいに接して欲しいだけなのに黙っていたら指輪に気がつかづ別れの時だと思われてしまう。

そして夢の中にだけいる好きだった頃の彼氏。それは、私の理想で、そしてそれはいつの間にか幻になっていた。

 

 

どうしてお互いに別れたくないのに終わりを迎えてしまうのだろうか。

それはきっとどこかで関係性が破綻しているのかもしれない。今までなら気軽に言えていたことが言えなくなっていたり、理想と現実が乖離してしてしまったりと。

出会いがあれば別れがある。しかし、『運命』の最後に歌詞のように〈いつでも終わりは何かの始まりへ〉である。

 

 

My Hair is Bad 

『運命/幻』

1.運命

2.

 

MV

My Hair is Bad - A面シングル「運命 / 幻」ティザー

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